しかし、日常生活に支障をきたすほどの身体の不調は、「老化だから仕方ない」と簡単に割り切れるものではないですよね。
そもそも、身体を不調へと誘っている老化とは何が衰えているのか?
ズバリその答えは、リンパ細胞です。
「リンパの流れを良くすれば、身体の調子が良くなる!」
「リンパの流れを促進するための施術を行っています」
このようなことを聞いたことがある方も多いかと思います。
確かに、リンパの流れを良くすることが健康的な体になると言えます。
ですが、いくらリンパの流れを良くしたところで、それは一時的なもので、リンパの流れを悪くしているリンパ細胞自体を改善することができていないのです。
リンパ細胞とは、血液のように全身を巡っているリンパ管のことで、不要になった老廃物や蛋白成分・ウイルスなど病原体を回収しながら、全身を巡っているリンパ球のような免疫細胞です。
そのため、リンパ細胞が衰えていると、リンパとして万全な活動はできないですし、そもそもリンパの流れも悪くなるので、リンパ細胞の衰えが身体の不調の大きな原因になる可能性があるということです。
つまり、リンパ細胞の調子を良くすれば、身体の不調は緩和され、なおかつ改善される可能性が高いということです。
またリンパ細胞は、自律神経と密接な関係があり、リンパ細胞の健康状態によって、精神状態も大きく作用されます。